SDA王滝 セルフディスカバリーアドヴェンチャー in王滝村

SDA王滝2022が、2022年秋に開催されました。
3年ぶりの開催ということで、かなり久しぶりですね。
一部コースの変更や120kmと100kmの統合など、色々変更もありましたが、なんとか開催されました。
SDA王滝とは
SDA王滝とは
「セルフディスカバリーアドベンチャー」ということで、セルフ、自分自身でなんとかする自転車レースです。
レースといってもガチガチの記録を競い合うものでもなく、自分自身と戦うイベントです。
未舗装路の中を100kmも走るので、途中でトイレ休憩や補給の時間などもあるので、
全く止まらずに走り続けるロードレースのようなものではありません。
2022年SDA王滝
コースマップ
距離
距離は120km、100km、42km、20kmの4パターンでしたが、急遽コース変更もあり、120kmと100kmが統合されました。
また一部ルートも変更になり、舗装路の区間が増えて、簡単になった?笑
とはいえ、かなり厳しかったです。
ルール
ルールとしては、もちろんE-BIKEではない人力のみで走るバイクであること。
ですが、いずれはe-bikeもオッケーになるんではないでしょうか。
その他にも厳しいルールがあります。
- レース参加者は、[バイクボトルなどの給水用ギア、行動食、レインウェア(上下)、ライト&予備電池、バイクヘルメット、スペアチューブ(チューブレスタイヤはパンク修理材など代替品で可)、工具、救急セット(ガーゼ、消毒液、絆創膏など)]を必要装備品としてご準備ください。その他本人が必要とする装備品は制限しません。
※オフロードに慣れていない参加者はバイクショップで事前にアドバイスを受けて、パンク、チェーン切れなどのトラブルに対処できるようにしてください。
ということで、基本的に自分自身でなんとかできる人でないと参加できません。
メカトラなどあれば、全て自分で対応する!もしも無理なら歩いて山道を下るしかありません。
路面状況
自分自身でメカトラにも対応するためにも、しっかりと対応できる工具などが必要です。
路面状況としては、ガレた岩場&未舗装路
MTBというよりは、グラベルバイクが合うかなと思う路面でした。
一部岩が大きく、タイヤがサイドカットしそうな感じでした。
持ち物
どんな状況下でも走り続けられるような装備が必要です。
-
- 水
これは言うまでもなく、必須です。途中ガレた場所や上りではあまり飲むタイミングもないので難しいですが、ボトル1本は必要です。
また途中でエイドステーションもあり、水の補給もできます。
ちなみに私は600mlのボトルと450mlのボトル2本で行きましたが、足りませんでした。。。 - 補給食
たかが100kmや42kmと考えているとあまいです。
私もロードバイクのイメージで42kmであれば、補給など必要ないように思っていました。
ですが実際には、ハンガーノックになりかけているぐらいお腹が減ってました。
これには、原因がありまして、当日の朝ごはんをバナナ1本を食べるだけで、他に何も食べずに出走してしまったことが原因です。
レース当日の朝ごはんはしっかりと食べましょう。 - 修理工具
修理工具としても色々とあります。また皆さんのバイクのセッティングによっても変わってきます。
チューブドの人やチューブレスでは大きく違ってきます。
パンク修理キット
パンク修理のセットは、チューブドの方であれば、パッチも必要に思いますが、それよりも予備チューブとタイヤレバーを。
予備のチューブは1本よりは2本ですが、どこに収納するかで変わってきますね。
リュックがあれば、多めに持っても大丈夫ですが、サドルバッグだけでは1本が限界ですかね。
タイヤブート
これも必須です。SDA王滝ではサイドカットする事が多いので、タイヤブートを。
まれに予備タイヤを持参するひともいるようです。
チューブレスタイヤプラグ
チューブレス用タイヤが穴があいてしまった場合の専用修理キットです。
カラーラインナップも豊富で色々なバイクにも合わせやすいのでおすすめです。
- 雨具
突然の雨にも対応できるように。今回は前日まで雨予報があり、用意が必要でした。
もしも晴れ予報でしたら、必要ないかもしれません。 - エマージェンシーキット
これは山のなかで怪我や虫などへの救急処置ができるような装備です。
ポイズンリムーバーなどもあるとなおいいですね。
ポイズンリムーバーはこちら
- 水
ちなみにトップ選手の装備も載せておきます。
SDA王滝に装着するTopeakサドルバッグ&中身。必携品の雨具上下、工具系、パンク修理キット、ニューハレテーピング入れた救急セットも入りました!
相当ガレているとの情報なのでスペアチューブ足すか検討中🤔 pic.twitter.com/jl6XeT8TUw— Yuki Ikeda(池田祐樹) (@yukimtb) September 17, 2022
レース対策
どのカテゴリでも同じですが、コース幅も広くないので、スタート位置でかなり変わってきます。
なるべく前の方で走り出せるにこしたことはないです。
100kmのカテゴリであれば、早朝4時半から並べるので、朝の早起きから戦いが始まります。
朝5時の写真はこちら。
すでにこの状態で、今から並んどだとしても、すでに300人ぐらいは前にいる感じです。
まずここから前まで上がるので、かなり力を使うことになるでしょう。
また他のカテゴリでも同様で、42kmのカテゴリもスタート1時間前でこの状態です。
みなさんも出場して、表彰台を狙うなら位置取りも大切です。
まとめ
一番大切なこととしては、事前準備が一番大切です。
すべて用意できていなければ、当日慌ててしまうことに。私のようにハンガーノックになることでしょう。