みんなが気になるあの会社のあんなことやこんなことわかります!?

今日は財務スキルについてのお勉強

これから株の取引きや会社の資産を考えたりするときには必須の知識になります。

PLってなに?

PLとは、『損益計算書』
一定期間の経営成績表のことです。
よく見るのはこんなものですね。

しかしながらこんな表を見たところで特に意味がわかりません。

私も以前の会社では、毎月配布されていましたが、細かく把握していませんでした。
最終の純利益が増えたかどうかぐらいのでした。

わかりやすく色分けしたのがこちらです。

この赤色の部分が出ていくお金
そして青色の部分は、入ってくるお金です。
赤色の最後の部分が、最後に残ったお金になります。

このPLが読めるようになれば、自分で事業をやるときにも必要ですし、
また他の会社がどんな状態なのかがわかります。

損益計算書

収益と費用を比べて利益を出している(損失)

利益のいろいろな種類

➀売上総利益
➁営業利益
➂経常利益
➃税引き前当期純利益
➄当期純利益

売り上げ総利益

売り上げ総利益=売上高ー商品原価
これは単純に、商品を仕入れた価格とそれを売った価格のことです。
これを引いたものが、売り上げ総利益

営業利益

販管費=商品を売るための間接的なコスト
商品を売る為には、人・場所・集客コストなども必要です。
それを販管費と言います。
売り上げ総利益から販管費を引いたものが、営業利益です。

経常利益

経常利益=本業での利益+本業以外の収益と費用を加算したもの
営業外収益→本業以外で毎月継続的に発生する。継続的であること
この経常利益を営業利益から引いたものが、経常利益です。

税引き前当期純利益

税引き前当期純利益=当期に発生したもの全てを加味したもの
突発的な出費や収益をすべて含めたもの
せつびの故障などの出費=特別損失
臨時収入=営業外損益

当期純利益

当期純利益は、最終税金を引いたもの
最終的に残ったお金に税金がかかってきます。

BSは?

BSとは、賃借対処表のこと。
ある一定期間、期末時点での財産の状態を表します。
BSの詳細なところで、まずは、運用状況・調達状況に分けられます。

運用状況
不動産投資・有価証券

運用状況

流動資産と固定資産にわかれます。
資産の回収スピードが短いものと長いものでわかれます。

流動資産

売掛金や在庫が売れるなどは、流動資産
商品を仕入れて販売するための仕入れなどもこれになります。

固定資産

建物を買ったり、トラックやパソコンなどを購入した
これはこの資産分を回収するには、時間がかかりますよね。
だからこれは固定資産になります。

すぐに資産が回収できるかどうかで分かれます。

調達状況

調達ということで、お金をどこかから用意してくることです。
これも返済期限が短いか長いかでわかれます。

流動負債

返済が必要なものと不要なもの
銀行などで借り入れたもの
出資してもらったもの

流動負債

買掛や短期借入(1年以内)など
固定負債
社債や長期借入

純資産

資本金や利益余剰金
新株予約権、評価換算差額
難しく書いていますが、単純に会社にある資産です。

簡単にまとめたものがこちらです。

流動比率

流動比率=流動資産/流動負債×100
大きい=安全性が高い
小さい=安全性が少ない

流動比率とは、会社の短期的な財務の安全性の指標。

流動比率は通常指標では200%が望ましいとされているが、日本では信用情報が発達しているので150%程度でもいい。
(売掛金の未回収リスクが低いと言えます。)

これらがわかれば、あの会社の財務状況も知ることができるでしょう。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA